『バットマン』(1989)のサントラで使われたオーケストラスコアを買ってみた。
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楽譜購入の背景

元々、アニメやドラマ、映画などに興味があって、映像や音楽などについて学ぼうと思い、上智を卒業した後に藝大を受験していました。自分は、学生時代に、藝大の映像研究科のアニメーション専攻の大学院生が作った短編のアートアニメーションに音楽をつける機会があり、どのように映像をより魅力的なものにしていくのかということについてとても興味があります。卒業後も勉強を続けている中、アカデミアミュージックから、メールで実際にバットマンの映画の中で使われたスコアが販売されると聞いて、購入を決めました。

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対象となった映画

今回、対象となったのは、ティム・バートンが監督を務めた1989年公開の映画『バットマン』です。

バットマンとは?

何度も映像化され、日本でも公開されている作品であることから、知らない人の方が少ないとは思いますが、バットマンってそもそも何なのかを振り返ってみましょう。

バットマンBatman)は、DCコミックスの出版するアメリカンコミックバットマン』に登場する架空のスーパーヒーローボブ・ケインビル・フィンガー英語版)によって創造され、1939年に登場した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/バットマン_(架空の人物)

映画でも、架空の都市ゴッサム・シティを舞台に、両親を殺された過去を持つ大富豪のブルース・ウェインがバットマンとして悪と戦うストーリーが描かれています。

見る方法は?

Amazon Primeで配信されているので、会員になっている人は、料金を支払っていればいつでも見ることができます。この作品だけ見ればいいという場合には、無料体験の期間を利用して、実際に作品の中で楽曲がどのように使われているか、どう計算して音楽が作られているかなどを分析した後に解約してしまえば料金がかからずに作品をチェックすることができると思います。

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今回購入したスコアについて

『チャーリーとチョコレート工場』や『スパイダーマン2』などの音楽も担当している、ダニー・エルフマンが作曲したスコアです。内容としては、楽曲解説と、映画で使用されたスコアになっています。

Batman, in Full Score. 2nd ed.

楽譜の特徴

実際に購入して中身を見てみると、以下のような特徴が挙げられます。

実際の映画の中で使われたスコア

「サウンドトラック」とあっても、CD向けに音楽が編曲・編集されなおされている場合もあり、必ずしも映画の中で使われているとは限らないです。しかし、今回の場合はそんな心配は全くなく、映画で使われたスコアを浄書したものが収録されています。

364ページという大ボリューム

オープニングから、スタッフロールが流れるエンディング映像で流れている楽曲まで入っています。メイン・テーマのような長く、編成も大きい曲から、ほんの一瞬程度の短い楽曲まで収録されています。日本の大河ドラマの楽曲のスコアだと、1曲だけで3000円〜5000円程度するものもありますが、このボリュームで2万円ちょっとあれば買えてしまうので、一見、値段は高いように思えますが、実はお得なのではないでしょうか。

楽譜を見ても、色々と音を聴いただけではわからない発見があります。譜面の一番最初に掲載されている、MAIN TITLEでは、金管の編成がホルン6本、トランペット6本、トロンボーン6本、チューバ2本となっており、クラシック音楽でよく使われるような編成と比べて本数が多いな〜という印象を受けました。海外の映画音楽となると、迫力を出すためにここまでやるのかと驚かされましたね。

解説が全て英語になっている

海外の出版社から出ているということもあり、解説の文章は当然の如く英語になっています。15ページにわたり、譜面付きで掲載楽曲について解説がされています。英語が得意な人はそのまま読み進めれば良いですが、苦手ならば、Google翻訳やDeepLなどに頼ってみると良いと思います。

どこで手に入るか?

自分は、アカデミアミュージックで購入しましたが、調べてみたところ、ヤマハでも購入できるようです。輸入を行ってくれる楽器店などで注文すると、店舗に在庫がなくても手に入れることができます。

ウェブサイトを確認してみると、アカデミアミュージックだと、2万円程度でしたが、ヤマハだと1万4千円程度と表示されています。ただ、為替の変動があることを考えると、表示通りの価格になるとは限らないため、店舗に問い合わせるなどして現在どの程度で購入できるのかということを確認してみると良いと思います。

音源は?

サントラのCDは在庫が現在、在庫がないようですが、Apple Musicなどのストリーミングで聴けたり、レコードを入手したりするなどはできるようです。映画の中での曲の使われ方を知るという目的においては、円盤でサントラを入手しなくても良いと思うので、映像さえ見ることができれば問題ないかと思います。余談ですが、Apple Music版のような配信版では、譜面にある全ての曲が配信されているというわけではなかったです。

今後の勉強にどう役立てていきたいか?

メイン・テーマに迫力があり、そのスコアをみることができるので、とても良い買い物だった個人的には思っています。せっかく良いものを買い物をしたので、それを無駄にしないために、以下のことを意識して今後の勉強にしていければな〜と思います。

フィルム・スコアリングの勉強として

フィルム・スコアリングとは、映像の尺に合わせて音楽を制作する技法です。映画ではよく使われる技法ですが、アニメやドラマだと、映像ができる前から曲を作ることが多い印象です。最近だと、この技法はアニメの鬼滅の刃でも使われていますよね。

全部が全部とは言いませんが、CM音楽でも楽曲のタイミングと映像のタイミングがうまく合っていて、よく計算して作られているな〜と思うものがあるので、いつか自分が挑戦する機会を得たときに、何か役立つヒントを手に入れられれば良いですね。

映像は現在でも見ることができるものなので、シーンごとに役割を分類しつつ、どういうタイミングで音楽的に何をすれば、どんな効果が得られるのかを分析していければと思います。

打ち込み・オーケストレーションの勉強として

今後、作曲を続けていくにあたって、いろんな楽曲の「良い」と感じた要素を取り入れてようと思いますが、そのための方法の一部としてスコアを打ち込んでいくつもりです。どのように楽器を組み合わせていくのが効果的か、どうデータを編集すればより生音っぽく聴こえて迫力のある音源を作れるかといったことを意識しながら学んでいきます。

最後に〜楽譜を手に入れるために意識しておこうと思うこと〜

今回、手に入れたオーケストラスコアは、販売元が海外のものだったため、あまり意識せずに日本で生活しているだけだと情報が手に入らないと思いました。たまたま、アカデミアミュージックからメールで新譜の情報が入るように設定していたからわかったものの、これを見逃していたら、譜面の存在を知らずに時間が過ぎていたように思います。
では、将来、必要になるかもしれない譜面を見落とさないために自分がどうするべきかという指針を以下に示してみました。

情報を見逃さないための対策①〜輸入楽譜を手がける会社からのメールに目を通す〜

表題の通りです。アカデミアミュージックのように輸入楽譜を扱っている会社のメールニュースなどを購読するようにしておき、映画音楽などで実際に使われたスコア、作曲者本人が監修したスコアなどの情報を常日頃からチェックするようにしておこうと思っています。

情報を見逃さないための対策②〜有名作品と作曲家の名前を押さえ、スコアがないか探す〜

実際に映画を見ていて気になった楽曲、作曲家の名前を押さえて、検索していこうと思います。映画音楽のオーケストラスコアなどを出版している会社は幾つかあるようなので、Google検索を用いたり、そうした出版社のホームページ内で検索したりしてみる予定です。

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