和楽器が入った曲を作曲するのに役立つものとは?
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まとめてみようと思った背景

平成の割と初期生まれなので、見てきたアニメの影響もあってか、和楽器を楽曲に取り入れることに対してとても興味があります。

和田薫さんが音楽を担当した『犬夜叉』でオーケストラと一緒に篠笛が使われていたのもあってか、ああいうことを自分が作る楽曲でもやりたいな~と長年思っていました。京成線上野駅の発車メロディーで箏を用いた楽曲を作ったのもそうしたことが大きく影響しているように思います。


今では、Logic Pro Xのデフォルトのプリセットにも和楽器の音が入っているので、特に奏法がわからなくてもパソコンさえあれば音を鳴らすのが簡単です。しかし、生演奏の良さを理解するには楽器の奏法を理解したり、実際に演奏をする、してもらうということも大事です。

そこで、後で自分自身でも見直すために、和楽器の扱い方に関して勉強になりそうなものを幾つかまとめてみました。

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日本楽器法

藝大の作曲科を出ている三木稔さんが書いた本です。

楽器を写真付きで解説し、運指にも触れ、さらに、譜面付きで奏法について解説が細かくされています。演奏可能なのか不可能なのかの判断に大いに役立つと思います。CDも付属しているので、自分が普段関わることのない楽器であっても音色を確かめることができます。

一見、値段が高いようにも思えますが、譜例が豊富である上に、CDも付属しているので、この値段で果たして良いのか?もう少し値段上げても良いんじゃないか?と思えるぐらい充実していると言えるでしょう。

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「雅楽のオーケストレーション」というサイト

https://gagaku.stanford.edu/jp/

「雅楽」と聞くと、古典文学などでちょっと登場するとか、神前での結婚式の際に使われるといったイメージぐらいしかわかない人や、それが何かパッと出てこない人の方が大半だと思います。

このサイトでは、個々の楽器のことだけではなく、オーケストレーションの観点から、雅楽について解説しているため、平安時代っぽい曲が書きたいと思った際に、耳コピのみに頼るのではなく、「どういう仕組みになっているのか?」ということを理解した上で書くためのヒントが詰まっていると思います。

また、記載されている譜面は、邦楽で用いられるような漢数字や独特な記号を含むものではなく、五線譜で書かれているため、邦楽器に触れたことのない人でも理解しやすいものになっています。
個々の楽器の特徴については、日本楽器法でより細かく触れられているので、こちらのホームページと共に見ておくと大きなヒントになりそうです。

実際の楽曲での使われ方を確かめるために〜和楽器が入った楽曲の譜面を探してみる〜

オーケストラ楽曲で使われている和楽器

音楽の教科書に名前が出てくるような曲としては、武満徹の『ノヴェンバー・ステップス』あたりでしょうか。オーケストラの中で尺八や琵琶などが登場してきます。

どの曲にどんな楽器が使われているかは自分で調べていくしかないと思いますが、現代音楽の曲で、和楽器が使われている楽曲が載っているサイトを見つけたので、そこを中心に手を広げていくのが良いのかな〜と思います。

邦楽器(和楽器)とオーケストラの曲について(小文)

http://kukikei.sakura.ne.jp/hougakki-orchestra.htm

こちらのホームページでは、ゴジラの音楽を担当した伊福部昭さん(管弦楽法の本でも有名ですよね)から、アニメ『犬夜叉』の音楽を担当した和田薫さんの楽曲まで紹介されています。現代音楽の譜面は出版されているものもあれば、交響楽団などに対してレンタルしているものもあれば、プロ以外には貸し出していないものまで様々あります。譜面の閲覧すらできない場合は、せめて音源を聴くかコンサートに行くかしてみて、どんな曲調なのかを確かめつつ、楽器がどんな使われ方をしているのか聴いてみるのが良いと思います。

ポップスで使われている和楽器

和楽器バンドが公式にバンドスコアを出しており、その中に和楽器パートの譜面も収録されています。バンドもので使う際の楽器の使い方を学ぶ上では大きなヒントになると思います。

他に使い方を学ぶにはどんな手段があるか?

パッと思い浮かぶのは下記の2点ですね。人によってはハードルが高くなってしまうかもしれませんが、あくまで参考程度にしていただけたらと思います。

副科実技で学ぶ

音大生であれば、副科で履修するという選択肢があります。その道のプロの演奏家の方指導してくださる貴重な機会を得られます。レッスンのサポート役として専攻の学生とも知り合うことがあるので、作曲をしている方ならば、自作曲の演奏を依頼できる可能性があります。

耳コピをする

究極の最終手段ですね。これをやるには、ある程度楽器の音色や奏法への理解が必要なので、CDや日本楽器法などの書籍で音源と奏法を両方確認しつつ取り組むことをおすすめします。

ポップスの中で使われている曲を耳コピする

劇伴やポップスの中で和楽器が使われることはそんなに珍しくないですね。アニメのNARUTOでもメインテーマで使われていましたし。とにかくこの分野では譜面が出回らないので、業界関係者の人でない限り、耳コピしか選択肢がないと言えるでしょう。

現代音楽や伝統的な邦楽曲の耳コピをする

現代音楽や伝統的な邦楽曲でも、譜面が入手できなかったり、譜面が入手できたとしても邦楽器奏者向けの譜面しかない場合があります。劇伴なんか特に、譜面が手に入らないですし。五線譜しか読めない場合には、音源を手に入れて耳コピするという最終手段を取るしかないでしょう。

最後に

生演奏で使われることも考えるか、多少無茶な奏法をさせてでも音色を使いこなしてDAWでの作曲で完結させるかは選ぶ人次第ですが、生演奏も意識した楽曲を作る場合に、多少なりともヒントになればと思います。

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