再進学で音大に行った人が勉強に集中する環境を作るには?

大学で学ぶ上でネックになるもの

自分は、音楽を学ぶために再進学したいと思って、上智大学卒業後に東京藝術大学に進学しました。

音大に進学したからといって、音楽だけ勉強していれば良いというわけではありません。必修となっている科目でも、音楽に直接関係しているものや、そうでなくても将来的に仕事に役立つものもあれば、全くといって良いほど音楽とかけ離れた内容のものまで授業があるわけです。

初めて大学に進学するのならばともかく、二度目の大学進学ですから、時間を無駄にしたくないという想いがありました。

そのため、一般教養や語学などといった、取らなくてはならないけれど、音楽と直接的な関係はないといった科目に時間を取られるということを避ける方法を探すことにしました。

また、大学で授業を履修する場合、年間の履修単位数に制限があるため、学びたいことを逃さずに学ぶ方法も探す必要がありました。

極力、音楽の勉強に集中するためにはどうするべきか?

卒業した大学で履修した単位を認定してもらう

では、どうやったら直接音楽に関係ないことをやらずに済むかということですが、卒業した大学で履修した単位を現在通っている大学で認定してもらうという方法を使うのが手っ取り早いです。

この方法は、大学によって認定してもらえる項目や単位数などが異なってきますが、藝大の場合、一般教養や語学に関しては単位認定をしてもらえました。24単位ほどになっていたと思います。

そのおかげで、やらずに済むことに時間が取られることは減りましたが、場合によってはデメリットにもなり得る方法なので、注意が必要です。

早期卒業の制度を取り入れているような学科に進学した場合、成績を良い状態に維持するのが大変になったり、早期卒業自体が難しくなってしまったりする場合があるので、自分の学科のこうした仕組みに関してはよく調べておく必要があります。

キャンパス間の移動時間を計算する

絶対に忘れてはならないのが、大学に複数キャンパスがある場合、その移動時間を考慮に入れた上で履修を組むということです。自分の場合、録音などができる大きなスタジオがあるキャンパスと副科実技などを扱うキャンパスが異なったため、移動時間がかなりかかって大変でした。

自分は、副科実技の場合はレッスン時間が短いものがあったので、本来ならば時間割上移動が難しいようなスケジュールを無理矢理可能にしてしまうという強引な技を使ったことがあります。

ただ、電車での移動を考えると、結構時間がギリギリになってしまったので、毎回上野公園を猛ダッシュするという体力勝負のようなことをしていました。自分はどうしても履修したい科目だったのでここまでやりましたが、多分、大半の学生はここまでしないと思います。途中でバテてしまうことでしょう。

時給の高いアルバイトをして時短する

最低賃金が見直され、東京や神奈川では1000円を超えるようになってきていますが、物価や学費などを考えると、安いというのが正直な感想ですね。

一般の大学を卒業してきた学力があるのであれば、自分のスキルにつながるような音楽系のアルバイトができない段階であれば、塾講師や家庭教師などのアルバイトをしてみると良いと思います。自分は、塾講師と家庭教師を掛け持ちして、なんとかやりくりをしていました。ちゃんと場所を選べば、時給が2000円以上だったり、3000円近いものもあったりします。

学びたいことをするために再入学したのであれば、安い賃金で時間を切り売りせず、極力、短時間でお金を手に入れるような方法を模索するのが最良の手段ではないかと思います。

年間履修単位数の制限とどう向き合うか?

年間履修単位数は大学によって異なりますが、どうしても学びたいのに、授業を取りすぎてしまう場合、科目によって制限がある場合などがあります。

最終手段として使えるのが、聴講です。授業を行っている先生に、初回の講義などでお願いをして、単位は取らないけれど授業に参加させてもらうという方法を使います。

多くの先生方は積極的に授業に参加してくれる学生を好ましく思ってくれますが、特殊な知識・技能がないと難しいものや、学科の方針によって聴講を禁止にしているものもあるので、シラバスを見たり、初回の授業で先生に直接聞いたりして確認してみましょう。

学割で楽譜や音楽書籍を購入すること

音大に進学すると、その大学と関係している楽器店などの割引を受けることができる場合があります。藝大の場合は、ヤマハや河合、アカデミアミュージックなどで同声会の会員証を見せると買った商品が割引になります。

大学によって置かれている状況などが異なると思うので、対応している会社や店舗などがどうなっているのかを確認しておきましょう。

自分は、図書館に置いておらず、新品でないと手に入らない書籍や楽譜を入手する場合に、こうした割引を活用しつつ購入していました。

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